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認識が高まるQC検定

第37回品質管理検定試験(QC検定)が3月17日に全国で開催されました。今回は電子部品大手の工場が設営する試験会場に立会人として、試験の運営に参加しました。工場単位の試験会場ながら非常にたくさんの受験生であり、工場の品質管理に対する認識の本気度が窺えました。同社では各々の工場単位で試験会場を設け、QC検定試験を会社全体で導入し、品質管理意識やレベルの維持向上に役立てています。大手メーカーによる品質不正が明るみに出る昨今ですが、同社のように品質や信頼に経営の軸足を置く会社を多く見てきており、安心感と頼もしさを覚えた次第でした。

2024年03月18日

継続されるEMSとQC検定の取り組み

今年もQC検定試験(年2回実施)が3月19日に行われました。小生が立会人を担当する大手化成品製造企業は、自社工場で試験会場を設営し、製造事業所(グループ会社含む)あげてのQC検定試験の活用に継続して取り組んでいました。当企業のEMSへの取り組み及びQCへの取り組みは企業方針であり、自らの内部を管理した上で社会に貢献しようとする企業姿勢の本気度に心打たれた機会でした。

2023年04月22日

カーボンニュートラル

大手企業などに審査に伺うと、「将来に向けてのカーボンニュートラル」を発表される組織が、最近では増えてきました。日本を代表する企業が率先して地球温暖化防止の取り組みのレールを引くことは、社会全体への広がりを促し、好ましい状況といえます。しかし、その中身は、自ら取り組む二酸化炭素削減策のほかに、グリーンエネルギーの導入に負うところが大きいのも実状です。そのため、今後の政策動向においては、再生可能エネルギーを主体とするグリーンエネルギーの供給についてダイナミックに底上げを図ることや、排出量取引制度などの新しい仕組みの広がりが急がれるという思いが強まります。

2022年01月03日

コロナ禍最中でのQC検定試験

今年2回目のQC検定試験が9月5日に全国で実施されました。今回もコロナ禍の最中であるため、企業等が設置し運営する試験会場で受験するケースが設けられました。小生は大企業の工場が運営する試験会場の主催者側立会人として、QC検定試験運営の手伝いをしました。                        当工場では、技術系のみならず製造現場や間接部門を含む工場社員全員がQC検定を取得するという方針のもと、毎回多くの若者がQC検定試験に臨んでいます。品質管理が製造業の根底をなすものとしての、その企業方針とその取り組みに敬服をした一日でした。  

 

2021年09月09日

審査員功労者表彰

永年の環境マネジメントシステムの審査活動に対し、日本規格協会ソリューションズ株式会社より審査員功労者表彰を受けました(12月5日)。これを一つの区切りと考え、サステナブルな社会が生まれる時代への貢献と、それに取り組む組織への応援を、これからも微力ながら続けたいと思います。

2020年12月09日

QC検定

QC検定試験が9月6日に実施されました。九州・沖縄地域は、悪天候により中止となりましたが、他地域では全国一斉に実施されました。小生は企業が設置した試験会場で、試験会場立会人として運営の手伝いをしました。多くの若者がQC検定試験に挑んでいる姿を目の当たりにし、感銘を受けました。

2020年09月08日

フッ化ナトリウムが劇物に指定される

毒物及び劇物取締法で対象となる物質に異同がありました。新規毒物指定が2物質、新規劇物指定が14物質、劇物指定解除が3物質の内容です。7月1日より施行されています。新規劇物指定物質の中にフッ化ナトリウムが入っています。当物質はアルミ合金用のフラックスの原料として使用されている場合があります。

2020年07月16日

改正フロン排出抑制法

改正フロン排出抑制法(フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律)が令和2年4月1日に施行されました。フロン類使用機器のユーザー側、建設・解体業者側、廃棄物・リサイクル業者側に対し、それぞれ規制が強化されました。

2020年07月14日

河川での炭酸同化作用

流れの少ない浅い河川やため池などでは、夏場の日中になると水のpHが8~9程度に上がり、アルカリ性を示すことがあります。これは水中の藻類が、空気中から水中に溶け込んだ二酸化炭素(水中で炭酸イオン)を炭酸同化作用(光合成)により消費するためです。その結果、pH値が上昇することになります。生物環境的にはpHが8.5を越えると望ましくない水準と言えます。

2020年07月14日